総集編＜No.1 掲載時の記事を一部紹介＞

【当時の心得】
精一杯生きて家族が健康、それが一番。
　結婚を機に真珠養殖に就き、腕の角度や器具の使い方など微妙に調整し、真珠の元になる玉をアコヤ貝に入れる「核入れ」を4月末〜7月頃に作業。海に戻し12月〜１月に貝から取り出し、いい真珠の時は嬉しい。宇和島市では、市民が真珠を身につけPRする「パールビス運動」を活動。接客販売の仕事から、毎日の笑顔の大事さを学んだ。

過去掲載写真

＜現在の想いを再インタビュー＞

Q：現在の仕事は、どのようなことをしていますか？
A：今は、年齢もあり販売の方に携わっています。これからも健康で、少しでも長くお店に立ちたいです。

Q：過去の自身を振り返って、感じたことを教えてください。
A：いつも一生懸命でした。子どもの頃に思っていた優しくて強いお母さんには、なれたのでしょうか。

Q：仕事でうれしいと感じたことは何ですか？
A：自分で作った商品をお客様が喜んでくれたり、経験のある養殖の説明をしてお客様に良い真珠を提供できることです。

Q：今、学生に伝えたいことは何ですか？
A：在学中は勉強、多くの友達つくりを。仕事は迷いながら、いずれ自分に合った道を見つけてください。

過去掲載写真より

有限会社土居真珠

真珠養殖に使われるアコヤガイの稚貝の採苗から真珠養殖業に移行、加工販売部、真珠養殖ツアーなど60年余、代々ものづくりに情熱を注いでいる。宇和島を中心にたくさんの方々との「ご縁」を大切に歩み、努力し続ける。