企画開発
新しいことに挑戦する気持ちを持つこと。
楠橋紋織株式会社
金子琴音さん 25歳
Kaneko Kotone
出身学校 | 今治市立立花中学校 愛媛県立今治南高等学校卒 |
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全ての経験、出会いは自身の指針となる
お客様の作ったタオルデザインを商品化へと導くのが私の仕事です。タオル生地の特徴は『パイル』という独特の織り方。使用時の肌触りや吸水性を良くするための重要なものです。ただし表面が均一にならないため、デザインによって表現が難しいモノもあります。そこで、お客様の希望に寄り添った様々な企画・提案をしています。
難しいものほど様々な問題が出てきますが大変な反面、勉強になるので、ピンチはチャンスと思って乗り越えます。常にポジティブ思考で、新しいことに挑戦するチャレンジ精神を持つことが、あとで一回りも二回りも大きくなるものだと思います。
今治の特産はタオルなので、少しでも好きな地元に貢献できたらと思い、この仕事に就きました。入社して5年間は仕上げ課・配送課・購買課など現場に携わりました。企画開発部に異動した後も、これまで培った現場経験が活かされ『タオルソムリエ※』の資格も取得できました。思えば、今の自分の生き方や考え方を「こうしたい!」と決められているのは、今まで関わり合った物事をずっと大切にしてきたからだなと。無駄なことは何一つ無いと実感します。
※タオル選びの専門アドバイザー。
お客様が本当に必要としているタオルとは何かを理解した上で、お客様だけの商品を勧めることを目的とする。
お客様のために更なる向上を目指す
お客様と現場をつないで、サンプルを作成してから本生産が決まった時はやりがいを感じます。商品化したタオルを納めた時のお客様からの感謝の言葉、またその商品が店頭に並んでいるのを見ると、この仕事をして良かったと再認識します。この仕事へ就くには、やはりタオルに興味を持ち、好きになってほしいですね(笑)。
タオルは使用する糸によって使用感や特性が全く違います。その違いをしっかり理解した上で、お客様に分かりやすい説明ができるようこれからも努めます。
将来ますますグローバル社会になると思うので、海外の方のために英語も身につけていきたいです。更に、先輩のようにタオルのことならどんなことにも答えられる、経験と知識を深めることが目標です。
Q.子どものころの夢は?
A.美容関係
Q.得意な科目、スポーツは?
A.英語、中学の頃に卓球部へ所属
Q.必要な資格やスキルは?
A.タオルソムリエはあった方が良いと思う
6:00 起床
8:30 始業
12:00 昼食
17:30 終業
23:00 就寝
住所 | 〒794-0083 愛媛県今治市宅間甲319 |
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創業 | 1951年 |
従業員数 | 87名 |
URL | https://www.kusubashi.jp |
楠橋紋織とお客様の「絆」、お客様とその先にいる利用者との「絆」そして、利用者とタオルとの「絆」。
タオルづくりの周囲にいくつも誕生するつながりに思いをはせながら、
楠橋紋織では、当社にしかできないモノづくりを追求しています。