記者
メリハリ。
南海放送株式会社
荻山 和林さん 30歳
Ogiyama Kazuki
出身学校 | 北条市立北条北中学校 天理高等学校 法政大学卒 |
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「一分一秒を大事にしろ」
常に視聴者の目線で取材
北条出身です。小学校からラグビーを始め、高校は強豪校の天理高校に進み、大学でもラグビー漬けの日々でした。大学でメディア社会学科を専攻していた関係で、弊社を受けました。入社して7年目です。事件や事故を取材して、アナウンサーが読む原稿を書くのが主な仕事です。常に視聴者の目線で、視聴者が一番知りたいことを念頭に取材しています。取材後、すぐに原稿を送らなければテレビニュースに間に合わないので、喫茶店などで原稿を書いて送ります。2時間取材して、放送は1分程です(笑)。いつでも事件や事故が発生する可能性があるので、オフの時も携帯は手放せません。以前、携帯に出られない時があり、上司から「一分一秒を大事にしろ」と怒られました。
失敗は入社1年目の時の収賄事件の取材で、被疑者が逮捕されるところをスクープしようと、朝から7時間くらい一人で張り込んでいたんですが、持っていた被疑者の写真が古いもので、出て来た人が本人かどうか確信が持てず、迷っているうちに警察が連行して行ってしまいました(笑)。大失態ですね。
One for all, All for one
好きな言葉は「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」です。高校1年の冬に県予選で敗退してしまい、ラグビー部の方針として掲げられ、全員が一丸となって厳しい練習に励みました。おかげで2年生の春には全国優勝、冬は準優勝しました。ラグビーの精神は「One for all, All for one(一人はみんなのために、みんなは一人のために)」です。ラグビーは全員がヒーローなんです。魅力はボールを後ろにしか投げてはいけないのに、前に進まないといけないところです。それと生身で体をぶつけ合う迫力が醍醐味ですね。
所属するTEAM EHIMEは、えひめ国体のために地元の選手が集まった社会人チームで、キャプテンを任されています。2年前のわかやま国体が5位、昨年のいわて国体では優勝しました。周りから期待されていなかったので、弊社もいわて国体の取材に行っていましたが、会場には来てなくて、優勝の映像がありませんでした(笑)。えひめ国体は連覇するしかありません。中高生には色々なことに興味を持って、貪欲に吸収してほしいですね。将来の選択肢が広がります。
Q.子どものころの夢は?
A.ラグビー選手
Q.仕事内容は?
A.事件や事故を取材し、アナウンサーが読む原稿を書く
Q.仕事に就いたきっかけは?
A.大学の時にメディアについて学び、愛媛に根ざした仕事がしたかったから
Q.必要な資格は?
A.4年制大学卒業
6:30 起床
8:00 出勤・取材(不定)
18:00 練習
21:00 帰宅
24:00 就寝
住所 | 〒790-8510 松山市本町1-1-1 |
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創業 | 1953年10月 |
従業員数 | 100名 |
URL | http://www.rnb.co.jp/ |
愛媛県エリアで唯一、ラジオ(JRN・NRN系列)とテレビ(NNN系列)で放送事業を展開する民間放送局。地域密着したニュース報道や番組制作、イベント事業を積極的に展開し、様々な形のクロスメディアを推進。