印刷
自分の得意を生かして会社の役に立ちたい。
株式会社プライム・ハラ
矢野 敏基さん 21歳
Yano Toshiki
出身学校 | 今治市立近見中学校 愛媛県立今治南高等学校 河原デザイン・アート専門学校卒 |
---|
どんな仕事につきたいか 道筋を立てて努力していけば、 必ずできる。
仕上がりの色が見えるようになりました
中学・高校と美術が好きで、美術系の専門学校に進みました。卒業後、生まれ育った今治が好きで、地元で学んだことが生かせる弊社に入りました。入社して半年程です。主に食品に貼るシールやラベルを作っています。
入社した頃は、わからないことやできないことがたくさんありましたが、一つひとつできるようになって、上司にほめられた時はうれしかったですね。失敗は、入社してまだ体が慣れていなかった頃に、睡魔に襲われ、床に落ちたシールを拾おうとした瞬間に寝てしまったことです(笑)。
シールは見本の色にインキを調整して色を合わせるのですが、最近では仕上がりの色が見えるようになりました。色が見えるというのは、紫は赤と青のかけ合わせといったように、この色はどの色をどの位合わせると出るのか、ある程度予測ができることです。印刷して見本通りの色が出た時はやりがいを感じます。色の出具合をネジで調節しますが、微妙な指の感覚がたよりです。
スーパーやコンビニでは、自然と商品よりシールによく目が行きますね(笑)。自分が作ったシールを見つけるのも楽しみです。休日は働いて手に入れた愛車で、しまなみ海道や松山へのドライブを楽しんでいます。
好きな言葉は「急がば回れ」です
小学校の頃は動物が好きで、将来はペットショップの店員になりたいと思っていました。1年程前に我が家に迷い込んだ猫を飼うようになり、毎日いやされています。帰宅してネネ(猫)をなでまわすと疲れが吹っ飛びます(笑)。
尊敬するのは父です。就職して、働いて家族を養う大変さがわかるようになり、父親の存在の大きさが身にしみて感じられるようになりました。 好きな言葉は「急がば回れ」です。急いで物事を解決しようとすると、どこかしら無理が生じます。入社当初、仕事を早く終わらせようとした結果、作業が雑になり、クレームになったことがありました。以後、急ぎの仕事でも落ち着いて取り組むように心がけています。
入ったばかりの新人ですが、やがて後輩ができるので、その人たちに技術や知識や仕事を教えられる人になりたいと思っています。中高生の皆さんには、将来、どんな仕事につきたいか道筋を立てて努力していけば、必ずできると伝えたいですね。
Q.子どものころの夢は?
A.ペットショップの店員
Q.仕事内容は?
A.シールの印刷
Q.仕事に就いたきっかけは?
A.親が求人を見つけてきたので
Q.必要なスキルは?
A.色合わせの予測ができること
Q.うれしかったことは?
A.課長にほめられたとき
Q.大変なことは?
A.作業がうまくいかないとき
6:50 起床
7:00 朝食
8:00 始業
12:00 昼食
19:00 終業
20:00 夕食
24:30 就寝