＜No.5 掲載時の記事を一部紹介＞

【当時の心得】
お客様に満足していただける船を造る。
　中学生の頃、ものづくりに興味を持ち、地元で好きなことを活かせられる造船会社に入社。主な仕事は、現場の工程や品質の管理、安全などに気をつけながら、エンジンルームの様々な機器を、設計どおり正常に作動させること。
　自分の船という気持ちでチェックしているので、お客様へ担当船を納品する瞬間は「頑張ってよかった」と感無量。

過去掲載写真

＜現在の想いを再インタビュー＞

　Q：現在の仕事は、どのようなことをしていますか？
A：2016年から波止浜どっくへ出向。現在は、部下の担当業務のフォローが主になり、安全・品質・工程に加え、工数管理で発注業務などの事務作業もしています。上司や部下、他部署と情報を共有し連携することでミスを防げており、昇格し立場が変わって増えた責任が、やりがいに繋っています。

Q：過去の自身を振り返って、感じたことを教えてください。
A：過去の自分と比べて、今はコストの調整やスピード性、効率性に目を向け、現場作業を見ることが増えたと感じます。今後の目標は、人材育成にも力を入れ、技術の継承に努めていきたいです。

Q：今、中高生に伝えたいことは何ですか？
A：どんな仕事もコミュニケーション能力は必須ですが、専門知識やスキルは入社後でも身に付けられると思います。わからないことは上司や先輩に聞き、一つひとつ覚えていくことが重要です。

株式会社新来島波止浜どっく

新来島どっく発祥の地である『新来島波止浜どっく』では、創業以来の長い歴史と伝統に培われた確かな技術が誇りです。小型で特徴のある船の建造や船舶の修理・改造等、ハイレベルな品質の製品作りに取り組んでいます。