俳優
芝居の力や人間としての魅力を上げ、求められる人間でありたい
株式会社ジョイ・アート 坊っちゃん劇場
湯本貴大さん 31歳
Yumoto Takahiro
出身学校 | 群馬県立館林商工高等学校卒 |
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1本の映画から始まった役者人生
私の仕事は、演劇においてその人物に扮して演じる役者です。声優やお笑い養成所を経験し、今の舞台俳優に至ります。オファーをいただけることが嬉しく、数多くの役を演じられるのがやりがいで、更なる飛躍を夢に、励んでいます。
以前、無関心だった音楽に今は夢中です。仕事を通して、スケールの大きさを実感し、音楽の力の巨大さに気付かされました。しかし、趣味とは違います。何をしていても役者に結びつけてしまうほどこの仕事が好きで、私の24時間全てが役者生活です。
休日には、コメディー映画をよく観ます。昔、落ち込んでいた時ジム・キャリーの映画で笑い、感動しました。役者の演技力や脚本の深さ、全てを包む包容力と力強さに、胸が熱くなったのを覚えています。
役者には、自分を客観視できて、コミュニケーション能力や求められた事柄への理解力と、正確なアウトプットを持ち合わせた魅力的な人間であることが必要だと思います。
憧れと夢はとても大きな力になる
煌びやかな世界に憧れて入りましたが、想像とは全く異なる世界で、経済的な厳しさに打ち砕かれそうになりました。それでも続けられたのは、憧れと夢を捨てなかったからです。かつて映像作品の現場でTake7まで繰り返してしまったこともありますが、様々な業種や経験を一つひとつ積み重ねたモノは、誰にも負けない素直な気持ちでずっと生きてきた証です。自分の思いを、憧れや夢へと向かう大きな原動力として育みながら、成長する勇気が大事だと思います。
今では、歩んできたこと全てが『経験』という蓄えとなり、今の自分を作り上げていると感じます。社会に出ると、自分に忠実に生きることは難しいことだと知らされます。多くの人が夢を諦め、振り返ることなく挫折してしまうこともあります。
中学生の皆さん、自身の経験から何を学び、どうしたいのかは、あなた本人が決めることですが、すぐに諦めないで欲しい。諦めるのはいつでもできるから。
Q.子どものころの夢は?
A.目立つ仕事
Q.学生時代にしていたことは?
A.バレーボール
Q.どうすればこの仕事に就けるか?
A.私の場合、18歳で興味を持ち、20歳で声優の養成所に。
寝ている時も起きている時も、24時間芝居の事にどっぷりつかっているので、1日のスケジュールは特に決まってないです。
住所 | 〒791-0211 愛媛県東温市見奈良1125 |
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創業 | 2006年 |
従業員数 | 7名 |
URL | http://www.botchan.co.jp/ |
オリジナルミュージカルを、1年間ロングラン公演しており、これまでに、制作陣にジェームス三木、高橋知伽江、横内謙介、石田昌也(宝塚歌劇団)、羽原大介、錦織一清らを迎え、16作品上演。2020年11月には来場者100万人を達成しました。