仕事は大事、家族も大事。


自衛隊愛媛地方協力本部

河野祥平さん 34歳

Kôno Shôhei


出身学校 大洲市立大洲南中学校
愛媛県立内子高等学校
大原簿記公務員専門学校卒

地域だけでなく全国規模で役に立てる仕事

 私の仕事は、県内の高校や専門学校を廻って自衛隊の活動を紹介したり、入隊を希望している方々に、仕事内容を説明し勧めることと、志願してくれた方を入隊までサポートすることです。また、イベントでは、PR活動も行います。現在はコロナ禍なので、規模縮小などしっかり対策をとって活動しています。
 私は、中学生の頃から憧れていた警察官を志望し専門学校に入ったのですが、自衛隊の広報官の「地域での活動を含め、全国規模で役に立てる仕事」という言葉に魅力を感じ、学科試験(面接・身体検査・作文)を受けて入隊しました。
 今は、自衛隊の良さを上手く伝えられるように、入隊のきっかけをくれた広報官の説明を参考に、自身の色付けをして頑張っています。後輩に技術などを伝えていける自衛官になることが目標です。

デスクワーク(資料制作やイベントの管理など)

本質が見えるまでは何事にも挑戦して欲しい

 入隊した時は、香川県の陸上自衛隊で普通科(※)部隊でした。希望を出すと、必ずではありませんが広報官の職に就けます。私は、香川県にいる家族と近い松山への希望がかない、現在単身で広報官の職に就いて2年が経ちます。いずれ部隊へ戻り、家族と一緒に過ごせたらと思います。
 私の担当した方が入隊し、その後も頑張っている話を聞くと嬉しくやりがいを感じます。自衛隊の場合は階級に応じた教育がしっかりしているので、日々成長を感じられます。
 私自身、入隊に明確な理由があった訳ではなく、正直、続けられるか不安で、教育期間中に一度だけ親に相談しました。すると「自分の感情だけで決めずにもう少し辛抱強くやって、仕事をきちんと知った上で判断した方がいい」と言われ、やりがいを見つけられました。学生の皆さんも明確な目標が無くても何事にも挑戦してみてください。
 部隊でよく言われるのが『家族あっての仕事』。有事の時は自衛隊活動に専念しますが、普段は家族との時間を大事にしています。仕事も家族も、私にとって両方大切です。

※ 普通科…陸上自衛隊の16種類中、最も基本となる職種の1つ。地上戦闘の骨幹部隊として、機動力・火力・近接戦闘能力を備えた、軍隊における『歩兵』。

体験広場で愛娘も参加したロープ訓練

 

レンジャー資格者の水路訓練(下段左から2人目)

      

Q.子どものころの夢は?

A.野球選手(小学校では野球部・中高ではサッカーをしていて、コミュニケーションや体力は活かされている)


Q.必要な資格は?

A.私の場合、自衛隊に入って保有している自動車教習所で『大型免許』、『牽引免許』、『大型特殊免許』を取得(学科は免許センターで受験)。カウンセリング資格も取得


ある1日

7:00 起床  

8:00 出社  

8:30 朝礼  

9:00 募集活動

12:00 昼休み 

13:00 募集活動

17:15 終礼  

18:00 帰宅  

23:00 就寝  

住所 〒790-0003 愛媛県松山市三番町8丁目352-1
創業
従業員数
URL https://www.mod.go.jp/pco/ehime/

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