航海士
体に気をつけて、長く船乗りを続けること
正和汽船株式会社
林 信二さん 41歳
Hayashi Shinji
出身学校 | あきる野市立東中学校 東京都立立川高等学校 尾道海技学院卒 |
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こだわりを持ち続け、新しい職に挑戦
入社するまでは、船の仕事イコール漁船というイメージしかありませんでした。
この仕事に就いたきっかけは、公共職業訓練校の海技工養成講習で、船の物流という新しい業種を知ったからです。職種を選択するうえで、どこにでも通用する職を持つというこだわりの中、選びました。
業務内容は、石炭や鉄板などのあらゆる物資を海上輸送するというもの。船には役割分担された専門家が乗船し、責任を持って個々の仕事をこなしていきます。船乗りの仕事は『オフィサー(職員)』と『クルー(部員)』に大きく分けられ、『オフィサー』は『船長』『機関長』『航海士』『通信長』『機関士』『通信士』等に分類されます。さらに『航海士』には4つの階級が有り、それぞれが責任ある役割を受け持っています。私はその航海士の業務に携わっており、船を安全に運行させるために甲板で操縦や指揮をとります。
魅力満載で、未来ある業種
この仕事の魅力は、なんと言っても3ヶ月の乗船後、1ヶ月の休暇をもらえるところです。乗船期間中は1日8時間勤務で、他は休憩・睡眠でプライベートの時間もあるので負担には感じません。更に1ヶ月間の休暇中も給与はいただけます。この業界で手に職を持っている人は需要が高いので、失業の心配がないのも嬉しいです。
業務中の困った事と言えば、港で出漁する漁船団に巻き込まれると焦ってしまうことですね。冷静に物事を対処できるよう心がけています。
船の職業は、体調の自己管理が大切です。
慣れないと厳しい面もありますが、慣れてしまえば面白い事や楽しいことを見つけることができると思います。映画鑑賞が好きなので、プライベート時間にネット配信動画を利用して観ています(笑)。
AIやコンピューターがどんなに発達しても、物流は無くなりません。現代社会において、物の価値や購入する手段などが変化していますが、これから益々必要とされる業種だと思います。
Q.子どものころの夢は?
A.学者
Q.得意な科目は?
A.社会
Q.どうすればこの仕事に就けるか?
A.専門校で技術・資格を得る、海運局で求人情報を見てみる
0:00 起床
航海当直
4:00 休憩
9:00 作業等
12:00 航海当直
16:00 睡眠
住所 | 〒799-2101 愛媛県今治市波方町波方甲2010番地1 |
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創業 | 1963年 |
従業員数 | 陸上2名、海上24名(系列会社含む) |
URL | http://www.seiwakisen.co.jp/ |
瀬戸内海要衝の来島海峡に面した今治に創業。海を生業として関わる中で、地域の文化・歴史を継承しながら「地域とともに伸びる」を経営理念に豊富な実績と経験のもと、環境や安全に配慮しながら、海運の可能性に挑戦し続けます。