プロデューサー・演出家
前向きに取り組めば仕事は充実していく。
一般社団法人一粒萬倍製作委員会
松浦靖さん 60歳
Matsuura Yasushi
出身学校 | 宇和島市立城東中学校 愛媛県立宇和島南高等学校 明治大学商学部卒 |
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クライアントに満足していただく そこまでが私の仕事
私はフリーのプロデューサー・演出家として、CM、舞台、イベントなどの企画・演出を手がけています。
具体的な仕事内容は、CMであればクライアント企業からの依頼を受けて、絵コンテの作成、撮影、動画編集という流れで制作を進めます。撮影現場では、最終的に自分自身の判断で全てのテイクにOKを出していきます。1作品に平均3、4ヶ月かけ、クライアントに満足していただける内容に仕上げるまでが私の仕事です。
この仕事を志したきっかけは小学生のころ。大阪万博の会場で機関車の映像が天井に映し出され、悲鳴を上げるくらい驚いたのが映像に目覚めた理由です。
見る人の心に刺さる表現を追求し続ける
どうすれば映像の仕事に就けるのか? 私の場合は大学卒業後に一般企業に就職して貯金を貯め、映画の本場ロサンゼルスに渡米しました。退路を絶ち、作品と自分自身を売り込む日々。飛び込みでユニバーサルスタジオに行ったこともあります。間違えてテーマパークの方に行ってしまい、遊んで帰ったことも今では笑い話です。
結果的にロスで足がかりをつかみ携わったのがCMの仕事でした。
私自身が影響を受けたように、映像には人を笑顔にしたり心を動かしたりする力があります。私の仕事は、どんな表現をすれば作品を見る人たちの心に刺さるのかを追求し続けることなのかもしれません。
時には、作品完成後に修正を依頼されるケースもあります。そんな時でも「もう一度チャンスをもらえた」と前向きに受け止めています。すると不思議なことにもっといい作品ができることがあるんです。受け止め方次第で、仕事は充実させられると私は考えています。
今年1月には、松山市で舞台『一粒萬倍』を公演します。私が将来の夢を見つけた時のように、中高生の皆さんにとって何かのきっかけになればと、18歳以下無料席を用意しました。舞台を見て何か感じることがあれば最高に幸せです。
Q.子どものころの夢は?
A.映画ディレクター
Q.今の仕事に必要なスキルは?
A.編集ソフトを使える、コンテを描けること
Q.制作した主な作品は?
A.ダンシングベイビーを使った『トヨタCami』のCM
7:00 起床
9:00 上演会場入り
13:00 昼の部上演
17:00 夕食
18:00 夜の部上演
20:00 撤収作業
22:30 反省会
24:00 就寝
住所 | 〒146-0085 東京都大田区久が原2-17-20-1 |
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創業 | |
従業員数 | |
URL | https://ichiryumanbai.com |
2024年1月20日(土)、愛媛県県民文化会館メインホールにて舞踊交響詩 『古事記・一粒萬倍 A SEED』を上演。詳細はウェブサイトにてご確認ください。