寿司職人
毎日同じことを
たんたんと
し続ける。
寿司・割烹・健寿司
岩城清三さん 30歳
Iwaki Seizou
出身学校 | 今治市立桜井中学校 愛媛県立今治東高等学校 広島酔心調理師専門学校卒 |
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「世の中で一番楽しく立派な事は、一生涯を貫く仕事を持つという事です」
喜んでいただけると、やりがいを感じます。
入店して10年目です。叔父が料理人で、小学校の頃から自分も将来料理人になって独立したいと思っていました。高校卒業後、調理専門学校に進み、こちらにお世話になりました。調理師免許とふぐ調理師免許と食品衛生管理者の資格を持っています。
高校のときから将来のことを考えて魚屋にアルバイトに行っていました。本当はバイトはダメなんですけど(笑)。朝4時に魚屋に行って、終わって学校という繰り返しでした。学校より勉強になりました(笑)。その魚屋さんは今のうちの取引先で、面接のときに大将から「見たことがあるね」と言われました。
お寿司はネタとシャリのバランスです。素材の味が一番重要だと思います。季節や天候によっても全然違います。大将が毎朝魚屋さんに行って、自分で仕入れています。
入った頃は兄弟子が3人いました。僕はずうっと裏の方で仕事をしていました。カウンターに入ったのは5年目6年目くらいです。仕事が面白くなるまでに時間がかかりますね。表に出てお客様とお話をするようになると面白味も出てきます。お客様は大将のお客様で、ほとんどの方が目上の方です。社長様とか有名人もいらっしゃいます。プライベートではお話することができない方達との会話は、勉強になりますね。言葉遣いなど失礼がないように心がけています。
独立するのが目標です。プランは描いています。
一人前になるには10年から15年かかります。今日教えられたからできるというようなことはありません。時間がかかりますね。一つひとつの作業は単純で誰でもできることなんですよ。それを毎日続けることが大切だと思います。去年、一昨年よりは少し上手になったとか、早くなったとか、ちょっとずつですね。
福沢諭吉の「世の中で一番楽しく立派な事は、一生涯を貫く仕事を持つという事です」という言葉が好きです。尊敬するのは大将と言っときます(笑)。たくさんの弟子を育て上げられました。歴代の兄弟子の目標・お手本はみんな大将です。独立するのが目標です。プランは描いています。中高生には、一度自分でやると決めたんだったら嫌なことがあっても我慢して、何年かはやり続けるべきだと伝えたいですね。
Q.仕事に就いたきっかけは?
A.叔父が料理人で憧れたから
Q.どうすればこの仕事に就けますか?
A.自分は調理専門学校に進みましたが、やる気と根性さえあれば大丈夫です。
Q.必要な資格やスキル?
A.調理師免許とふぐ調理師免許と食品衛生管理者の資格を持っていますが、必ずしも必要ありません。
Q.仕事のやりがいは?
A.目の前でおいしく食べていただきながら、素晴らしいお話が聞けることです。
8:30 起床
9:30 出勤
14:00 休憩
16:00 仕事
23:00 終了
住所 | 〒794-0813 愛媛県今治市衣干町3-2-10 |
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創業 | 1978年 |
従業員数 | 6名 |
URL |
創業40年。東京で修行をした大将が始める。瀬戸内の身のしまった魚を使った美しくおいしいお寿司、季節ごとのお店のしつらい、そして大将の人柄にファンは多い。