国防のために
最前線で働くこと。


航空自衛隊

山本晃生さん 26歳

Yamamoto Akio


出身学校 松山市立拓南中学校
愛媛県立松山北高等学校
防衛大学校卒

「前へ」。迷ったらとりあえずやってみる。

毎回のフライトは失敗の連続です。

 現在、宮城県松島基地でF‐2戦闘機のパイロットとして、警戒監視やスクランブル等、国防の最前線で任務に就くことを目標に日々訓練を行っています。
 自衛隊を志望した理由は3つあります。1つ目は親戚に自衛官がいて、様々な話を聞き、自分が成長できる場所だと感じたためです。2つ目は物心つく前から柔道をしており、何かを守る仕事がしたいと思ったからです。3つ目は小さい頃からパイロットに憧れていて、自由に空を飛びたいと思ったからです。高校生になってから本格的に航空自衛隊のパイロットを目指そうと思いました。
 うれしかったことは、パイロットは地上準備が8割と言われるのですが、地上で準備したことがフライトで発揮できたときです。つらかったのは、パイロットになる訓練中、操縦する機体が、プロペラ機からジェット機に変わったときです。速度感が大きく違うことや大きな重力加速度(G)がかかるため、冷静で的確に物事を判断することが難しくなりました。
 毎回のフライトは失敗の連続です。失敗を繰り返さないように地上でイメージフライトと言われる練習をし、技量の向上に努めています。英語は必須です。英語は国際航空用語として用いられており、航空業界では共通語です。

飛行前の入念な外部点検

迷ったらとりあえずやってみる。

 万全の状態で訓練に臨むことができるように、睡眠や食事など体調管理には気を使っています。趣味は温泉巡りです。休日は温泉で疲れた体を癒したり、同期とおいしいものを食べに行っています。
 中学・高校で熱中していたのは柔道です。どうしたら強くなれるかを日々考えていました。尊敬するのは母です。4人兄弟の末っ子でわがままばかり言っていた私を、愛情深く育ててくれたからです。
 好きな言葉は「前へ」。迷ったらとりあえずやってみる。やらない後悔よりやって反省するほうが悔いは残らないし、次につながると思います。積極的にチャレンジすることで多くのことを学べるからです。やりがいは訓練の結果、日々成長を感じられることです。
 将来、戦闘機パイロットとして、国防の最前線で働くことが目標です。私の話を聞いてパイロットになりたいと思った人は受験してみてください。一緒に空を飛んでみませんか?

飛行訓練前に教官に敬礼

いよいよエンジンスタート!

      

Q.子どものころの夢は?

A.パイロット


Q.仕事内容は?

A.F-2戦闘機のパイロットとして、最前線の任務に就くことを目的とした飛行訓練


Q.必要なスキルは?

A.国際航空用語として英語能力は必要不可欠


Q.うれしかったことは?

A.パイロットは地上準備が8割と言われるのですが、地上で準備したことが上空のフライトで発揮できた時


ある1日

6:00 起床

6:30 登庁

7:00 朝礼

・天気や航空機の整備状況の確認

9:00 フライト

10:30 フライトの反省

12:00 昼食

13:00 フライトの反省

22:30 就寝

住所 〒790-0003 愛媛県松山市三番町8丁目352-1
創業
従業員数
URL http://www.mod.go.jp/pco/ehime/

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