学べることがたくさんある仕事

　この仕事に就いたきっかけは、母の勧めでした。そして、自衛隊の試験を受けるために訪れた地方協力本部というところで、広報官の方に自衛隊では様々なことを学べる、と優しく丁寧に教えていただきました。その方がとても感じの良い方だったこともあって入隊を決意しました。
　実際に入隊してみると、学べることがたくさんあり、驚きました。今、私は有線通信手という仕事をしています。有線通信手は、演習場という屋外の広い野原の中で、通信手段の確保を行っています。具体的には、いくつかあるテントに電話機を置いて、電話線を繋いだりします。広い野原で電話機なの？と思うかもしれませんが、無線だけでなく、屋外でも使える自衛隊の電話機はとても重要です。他にも、線が切れたら繋ぎ直したり、故障したら原因を探したりと色々なことをします。どれも素早い作業が求められるので、転んだりして怪我等しないように声を掛け合って安全に気をつけています。

らっぱ教育

人との絆で感じるやりがい

　こうして学んだ技術を披露できる場が、自衛隊にはあります。その一つが競技会です。昨年開催された通信技術の競技会では、先輩が親身になって温かく教えてくれたおかげで、無事に最後までやりきり、個人戦で準優勝することができました。信頼・尊敬できる先輩がいなければ、この結果は出せなかったと思います。競技会に限らず、一つ一つ目標を立て努力し、達成することが、やりがいとなっています。
　一方で、自衛隊ではラッパを吹奏するラッパ手という仕事があります。私は中・高校と吹奏楽をしていたので、ラッパを吹奏するための、楽譜の読み方や曲の音階を吹奏楽の経験を活かして教えることもあります。
　私は、『健康に過ごすこと』を志としています。身体も心も健康でいたいということですが、自衛隊で学び・教えることで人の絆を感じてやりがいを感じるとき、私は心も健康になります。そのため、いつも感謝の気持ちを大切に、仕事をしています。

通信競技会

駐屯地記念日行事レンジャーショー司会

Q.子どものころの夢は？

A.漫画家・小学校の先生・国語教師、高校では声優

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Q.得意な科目、スポーツは？

A.国語、太極拳

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Q.どうすればこの仕事に就けるか？

A.各都道府県にある自衛隊の総合窓口「地方協力本部」へ

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自衛隊愛媛地方協力本部

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