米販売

この仕事を
続けること。


三虎食糧

兵頭栄介さん 44歳

Hyoudou Eisuke


出身学校

「成功は約束されていないが、成長は約束されている」

お米は日本人にとってはたからもの

 父がお米の卸会社を経営していて、自分も将来、経営者になりたいというのは漠然とありましたね。8年前に起業しました。県内の農家さんからお米を集めて、玄米で保管して、注文をいただいたら精米してお届けしています。5キロ、10キロ単位が多いですね。お客様のほとんどが松山市周辺です。年に1度仕入れのときに農家さんとお米のできとか天候とかの話をさせてもらいますが、とても充実感が得られます。苦労されて作ったお米を僕らが販売できることも喜びにつながっています。一人当たりのお米の消費量は50年前に比べて約半分に減っています。生産者も減っていて高齢化も進んでおり、平均年齢は66歳くらい。お米は日本人にとってはたからもので、農家さんも大変な中で生産されているのはよくわかっているので、この仕事を続けることが大事だなと。中高生の皆さん、お米を食べてください(笑)。お米には脳のエネルギーになる良質の糖質がたくさん含まれています。ご飯の朝食を摂ることが大事です。趣味はコカリナで仲間と月2回練習をしていて、老人施設などで演奏をしています。童謡などを演奏するんですが喜んでいただいています。好きな言葉は「成功は約束されていないが、成長は約束されている」です。

インターネットでの販売も行っています

愛媛県民8000人の力で学校を造りたい

 松山のある女性経営者から「毎月、給料の1割を寄付しています」という話を聞いて「カッコいいな、1割は無理だけど1万円なら私にもできる」と考え毎月、色々な団体に寄付を始めたんです。そんなときにカンボジアで地雷除去活動をされている高山良二さん(下記参照)の講演を聞いて「愛媛にこんなすごい人がいるんだ」と1年分12万円を寄付させてもらいました。1週間後に連絡があって「ありがとうございました。よかったらカンボジアへ来ませんか」と誘われて行ってきました。地雷の現場や現地の子ども達の状況とか貧しい生活環境などを見て、私にもできることはないかと考え、一人でも多くの方に高山さんの活動を知っていただき、日本とカンボジアの交流や学び合える拠点としても活用できる、学校をつくろうと考えました。昨年の9月からスタートし、愛媛県民8000人から500円ずついただき学校を建設するプロジェクトです。2年後には建てたいと思っています。ただ今協力者募集中!

高山さん(中央)と(左が兵頭さん)

趣味のコカリナ(笛)。レパートリーは100曲以上

カンボジアの子ども達と(前列左から2番目が兵頭さん、後列右端が高山さん)

      

Q.子どものころの夢は?

A.経営者


Q.仕事内容は?

A.お米屋、小売販売、配達


Q.仕事に就いたきっかけは?

A.父の仕事と関連した内容だから


Q.必要な資格は?

A.五つ星お米マイスターの資格


Q.必要な資質は?

A.体力が必要


Q.うれしかったことは?

A.良質のお米と出会ったとき


住所 〒791-3110 愛媛県伊予郡松前町大字北川原984-1
創業 2011年
従業員数 2名
URL http://sanko-okome.com/index.html

三虎食糧(さんこしょくりょう)は、愛媛県松山市のお隣、松前町(まさきちょう)にある、お米屋さんです。 地域に愛される、お米屋さんを目指し、愛媛の美味しいを全国にお届けしています。

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