スーパー/精肉

仕事とスポーツを両立させる


株式会社フジ

井上 一輝さん 33歳

Inoue Kazuki


出身学校 松山市立久米中学校
兵庫県滝川第二高等学校
近畿大学経営学部経営学科卒

選手と作業員の二刀流

 私の仕事は、フジの店舗で販売する肉の製造を行ったり、卓球選手として実業団で活動したりすることです。卓球選手といえども工場の仕事がメインですので、毎日店舗から発注されたものを製造・出荷し、きっちり全て終わらせてから卓球の練習に取り組んでいます。
 就職する前は、まさか包丁を握るような職に就くとは思ってもみなかったので、慣れるまではよく手を切りました。今でこそ切ることはなくなりましたが、自分の意のままに動かせるようになったときはとても嬉しかったです。知識や資格、経験がなくても、毎日一生懸命取り組めば、技術が取得できることを実感しました。

大型機械も使いますが、手作業で切っています。

続けてきたことが仕事になった

 私は小学5年生からずっと卓球をしてきましたが「卓球選手になりたい」と思っていたわけではありませんでした。ではなぜ実業団に所属しているのかというと、平成29年に行われたえひめ国体に向けて「卓球の強いチームを作りたい」と考えていた弊社から声をかけられたからです。ちょうど就職活動中だったことと、力を入れて取り組んでいた「卓球」を続けられるということで、入社と所属が決まりました。
 当初は部員が私1人だったので練習場・練習相手無し、マネジメントも自分で行う状況でした。自分次第ということでやりやすくはありましたが、当時は店舗配属でしたので忙しい土日に試合出場で店舗を抜けることが申し訳なく、心苦しかったのを今でも覚えています。
 現在は部員も6名に増え、全員卓球場が近くにある工場勤務となっています。試合で仕事を抜けてもフォローしてもらえるうえに、勤務後にすぐ練習ができるのでとてもありがたいです。昨年日本卓球リーグ(男子2部)に加盟したので、これから勝利を積み重ね、2部から1部に昇格し躍進できるよう励んでいきたいと思います。
 中高生の皆さんには、何か一つこだわるものを作ってほしいと思います。自分で何かをやり遂げる・諦めずに貫くというのは、社会人になっても必要になります。今のうちに習慣化しておけば、社会人に向けて一歩リードできると思いますので頑張ってほしいです。

愛媛県卓球協会主催の「ちびっこ卓球体験フェスタ」の様子

日本卓球リーグの試合風景

      

Q.好きな食べ物は?

A.牛タン


Q.今のマイブームは?

A.動画を見ること


Q.尊敬している人は?

A.高校生時代の部活の先生


ある1日

5:30 起床  

6:00 出発  

6:30 仕事開始

15:30 仕事終了

17:00 練習  

20:30 練習終了

21:00 帰宅  

23:30 就寝  

住所 〒790-8567 松山市宮西一丁目2番1号
創業 1967年
従業員数 48,817名
URL https://www.the-fuji.com/company/

フジは「豊かなくらしづくりを提案し、地域社会の発展に貢献し、人々を大切にする」という理念のもと、地域に密着した経営を推進しています。「環境」・「社会」の両面において、皆さまとともに積極的な活動に取り組み、持続可能な社会の実現を目指します。

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