社長
安全で信頼される、美味しいお菓子を届ける
亀井製菓株式会社
亀井 善二郎さん 59歳
Kamei Zenjiro
| 出身学校 | 松山市立拓南中学校 新田高等学校 名古屋商科大学経営学部卒 |
|---|
夢中になった経験は後になって生きてくる
私は社長として、お菓子に使う材料の仕入れやお金の管理、新商品の試食など、会社全体を見る様々な仕事をしています。しかし初めから社長になるつもりがあったわけではなく、好きなことに取り組む人生を歩んでいました。例えば、好きな漫画に登場する先生が身近にいて、その人にあこがれたことから高校では空手に挑戦しました。大学では映画研究会に入り、仲間と短編のアクション映画作りに取り組み、卒業後は好きだったファッションの道に進んで、紳士服の会社で店長を務めました。
そんな折り「家業を手伝ってほしい」と実家から声をかけられ、亀井製菓で働くことになりました。初めはお菓子の配達や売り場での販売を担当し、その後商品が全国へ届くまでの流れを学ぶため、お菓子を専門に扱う問屋で1年間働きました。31歳で社長を任されてからも、様々な経営者の話を聞き、一つずつ学んでいきました。
振り返ってみると、人と接するときや何かを決める時に、これまで経験したことが今の仕事にも役立っているように感じます。このことから、学生の頃に夢中になったことは、すぐに仕事につながらなくても後になって生きてくることがあると思いました。
まずは好きなことを大切にしてほしいですね
周りの声を力に変え 新しい一歩につなげる
新しい商品を作るには良いアイデアだけでなく、味や食感、材料の特徴、包装の工夫、夏の暑さ対策、無理のない製造方法の確立など、多くの条件を一つずつ確かめる必要があります。
こういうとき、自分たちだけで考えていると見方がかたより、気付かないことが多くなります。しかし、周りの人に相談すれば、次に試すことが見えて解決策が見つかることがあります。過去には思うような材料が見つからず、仕入れ先と相談しながら何度も試作したことがありました。思い通りにならないときほど原因を探し、周りの意見を聞きながら試し続けることが大切です。
こうした工夫を経て生み出した商品が、お客様から「美味しかったから、また買いに来たよ」と言ってもらえたとき、その努力が報われたようでとても嬉しくなります。
最後に、中高生の皆さんには、機会があればぜひ海外に行ってみてほしいと思います。実際に訪れてみると、写真や映像だけでは分からない町のスケールや雰囲気を肌で感じることができ、日本との様々な違いにも気づくことができます。世界の広さを知ることは、物事の見方や考え方を広げるきっかけになると思います。
3日間じっくり選んで購入した日傘
私の勝負飯:カツ丼
営業がうまくいくように、「勝つ」の縁起を担いで食べています。おそば屋さんのカツ丼が好きです。
Q.好きなお菓子は?
A.プリン、どら焼き
Q.息抜き・リラックス方法は?
A.寝る前に、カルピスのぶどう味を一気に飲むこと
Q.尊敬する人は?
A.夏目漱石
7:00 起床
仕事
9:30 朝食
13:30 昼食
仕事
20:30 夕食
仕事
3:00 就寝
| 住所 | 松山市枝松1丁目5番39号 |
|---|---|
| 創業 | 1963年(昭和38年) |
| 従業員数 | 85名 |
| URL | http://www.kameiseika.jp |
創業から60年以上、愛媛を代表する和菓子や洋菓子の製造・販売を続けています。製造の自動化を進めながらも、安全・安心を大切にする姿勢は変わりません。多くの人に美味しいお菓子を届けるため、日々ものづくりに取り組んでいます。







