研究開発

溶接のスペシャリストを目指す


四国溶材株式会社

中野 崇作さん 44歳

Nakano Shusaku


出身学校 徳島県板野郡北島町立北島中学校
徳島県立城ノ内高等学校
徳島大学 工学部 機械工学科卒

地元・徳島から、世界のものづくりへ

 私は徳島出身で、中・高・大学と地元で過ごしてきました。子どもの頃から機械を分解したりするのが好きで「どうなっているのだろう?」と気になる性格だったこともあり、徳島大学では工学部機械工学科に進みました。高校のハンドボール部では走る練習も多く、体力は今よりあったと思います。部活は監督が不在だったため、練習メニューを自分たちで考えていました。大変でしたが、自由でその分やりがいがありました。
 大学卒業後、愛媛の弊社に入社しました。実は就職活動のとき、溶接についての知識は全くありませんでしたが、「日本でも数少ない溶接材料の専門メーカー」という言葉に惹かれ、「ここでしかできない仕事がある」と感じたのです。溶接にはいろいろな種類の材料があり、それぞれに使い方や特性があるのを入社してから知りました。自分で溶接をやってみて少しずつ理解が深まり、今ではその面白さに夢中になっています。

技術だけでなく、溶接に関する深い知識を現場や研究に活かしていきたい。

チームでつくる、未来の技術

 現在は研究開発部門に所属し、造船に必要な溶接材料の改良や、新しい材料の開発をしています。例えば、実験室で試作した材料を実際に溶接して性能を調べたり、お客様のニーズに合わせて施工方法をご提案したりします。大切なのは柔軟な発想と「やってみよう」という姿勢。頭で考え、アイデアを出し合い、現場での問題を仲間と一緒に解決します。私たちが開発した製品や技術が現場で採用されたときは、今までの苦労が報われやりがいを感じます。
 この仕事は、長い時間をかけて進めるものも多く、仲間と協力して試行錯誤するプロセスにこそ面白さがあります。未経験で入っても学ぼうとする気持ちがあれば大丈夫、「素直」「謙虚」「情熱」で成長できます。私自身も器用ではありませんが、コツコツ続けることでスキルを身に付けてきました。
 中高生の皆さんへ。「なぜだろう?」と立ち止まって考える時間も大切です。その『気付き』が、未来の自分の力になります。興味のあることを大切にし、焦らず一歩ずつ進んでください。

社内での溶接座学講習の講師を務めました

趣味の刀鑑賞(日本刀の聖地・長船にて)

      

Q.好きな食べ物は?

A.インドカレー


Q.息抜き・リラックス方法は?

A.ゴルフ(打ちっぱなし)


Q.学生時代にやってよかったこと

A.1人旅(国内)


ある1日

6:00 起床           

7:30 出社           

18:30 退社           

19:00 家族で夕食        

21:30 ボディメイク(ダイエット)

23:00 プライベートタイム    

24:00 就寝           

住所 今治市宅間甲360番地
創業 1947年(昭和22年)
従業員数 166名(令和7年2月現在)
URL https://www.sweco.co.jp/

弊社は溶接材料を製造する四国唯一のメーカーです。また、溶接、溶断、高圧ガス関連の商品やサービスを提供しています。これらの事業を通して社会に貢献し、信頼される企業を目指してまいります。

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