キャスター
どんな仕事も意味とやりがいを見出し、自分の糧にしていくこと。
株式会社あいテレビ
金野純子さん 36歳
Kaneno Junko
出身学校 | 愛媛県立松山南高等学校 岡山大学卒 |
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総集編<No.1 掲載時の記事を一部紹介>
【当時の心得】
自分の言葉で発信し、視聴者や取材対象者の何かを変えたい。
リポーターや記者は、皆の興味をいち早く取材・発信できるのが魅力。記者クラブに行ったり資料の整理や取材など、多くのノウハウを覚えられて毎日が新鮮。取材を受けた方に「あなただから話せた」と言われた時、感激と同時に『伝えたい』という誠実な気持ちを強く持つことが大事だと学んだ。
<現在の想いを再インタビュー>
現在はキャスターとして夕方ニュース「Nスタえひめ」に出演(担当:月・火・水曜)しています。政治や教育、医療など様々な分野を取材する他、ニュースの編集長である「デスク」も担当し、いつ、どこで、何を、どんな視点でニュースの取材を進めていくのかを決めて指示を出したり、原稿や映像のチェックをしたりする業務も担っており、特別番組のディレクターを務めることもあります。
以前は県警担当記者でしたが、結婚、出産、育児休業後に復帰。家事・育児と仕事の両立は大変ですが、家族のサポートに感謝しています。
新型コロナウイルスの影響により面会制限が続く中、暖和ケア病棟に入院する患者さんが、久々に家族と再会した瞬間を取材した時のこと。目と目で見つめ合い、手と手が触れ合うだけで心が満たされていく…。コロナとの闘いが長引く中、日常の尊さを感じさせられました。
辛いことや悲しいこと、迷うこともありますが、「私の気持ちを代わりに伝えてくれてありがとう」などと、取材を受けた方々からかけてもらった感謝の言葉が心の支えです。がむしゃらだった新人の頃の私に「この先、あなたを奮い立たせてくれる人たちにたくさん出会えるよ」と伝えたい。人との関わりで様々な感情を経験することも自身の心を成長させてくれます。
学べる環境を楽しみ好きなことを追求する気持ちこそ、中高生の皆さんが社会に出てからの強い武器になるはずです。
住所 | 〒790-8529 愛媛県松山市竹原町1-5-25 |
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創業 | 1991年 |
従業員数 | 95名 |
URL | https://www.itv6.jp |
『ゴゴスマ』『Nスタえひめ』『よるマチ!』など、愛媛の旬な話題を取材し放送しているTBS系列の民放テレビ局。愛媛の企業として初めて国連のSDGsメディアコンパクトに加盟している。