自衛官
将来の夢のため、仕事を通じて丁寧な応対と業務の正確性を磨く。
陸上自衛隊 松山駐屯地
横井麟太郎さん 24歳
Yokoi Rintarô
出身学校 | 西条市立西条北中学校 愛媛県立新居浜西高等学校 奈良大学卒 |
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興味から広がる夢
私は松山駐屯地会計隊所属で主な仕事は、駐屯地勤務約700名の毎月の給与計算及び退職者の退職金計算です。1円の誤差もないよう心掛け、上司指導の下、正確な書類を作成しています。給料や退職金について相談に来られた方に、きちんと説明をし納得いただけた時はやりがいを感じます。数字を扱うことと人と話すことが好きな私に向いた仕事です。
私は元々歴史好きで、中学生時代の歴史の授業で更に好きになり、その時の先生と同じ大学の歴史学科へ進学しました。勉学に励む傍ら様々な方と交流を深めるうちに、法律や金融関係に興味を持ち行政書士になると決意しました。当初は、フリーターになって勉強する計画でしたが、在学中に知り合った年上の友人から一度就職するよう勧められました。その時、自衛隊地方協力本部の説明会のアポイントを取ってくれたおかげで、現在私は勤務に励みつつ行政書士の勉強ができています。
入隊当初3か月間で自衛官共通の動作や知識を学んだ後、指定された職種に関する教育を受け部隊に配属されます。簿記や経理の資格がなかった私が、個人の実力に応じた指導で着実に能力が向上し、業務ができるようになり感動しました。両親は、自衛隊での姿を見て応援してくれています。私は2年間の任期制(※)隊員として入隊したので、令和5年3月で任期を終了し、その後は行政書士として開業予定です。
※ 任期制とは…決められた任期(入隊月より、陸上自衛官は2年/うち一部技術系は3年、海上・航空自衛官は3年を1任期とする)を務める隊員のこと。任期満了後、任期を継続するか民間企業に就職するか、進路選択が可能。
自分で考え判断することの重要性
私は博識な祖父のことを大変尊敬しており、いつかはそういう人間になり地域に貢献したいと考えています。もし学生時代に戻れるなら、知識をつけるために一層読書に励みたいです。これまで自分の人生の中で多くの判断すべき状況に直面しましたが、読書でより多くの知識を身に付けていたら、自信をもって判断できただろうと思っています。皆さんにも、自ら考えて判断することを大事にしてもらいたいです。
座右の銘は『実るほど 頭を垂れる稲穂かな』。人から認められる職に就いたとしても、謙虚かつ相手の人格を尊重できるよう精進しています。
Q.子どものころの夢は?
A.プロ野球選手、中高生の頃は歴史の研究員
Q.得意な科目は?
A.1番は日本史で、次が理科(化学、物理)
Q.学生時代にしていたことは?
A.小学校6年間で習字と野球を、中学・高校で野球部、大学では軽音部(ギター担当)
6:00 起床・朝食・準備
7:00 清掃
7:45 課業開始
12:00 昼食
16:30 課業終了
17:20 夕食
18:00 勉強
23:00 就寝
住所 | 〒790-0003 愛媛県松山市三番町8丁目352-1 |
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URL | https://www.mod.go.jp/pco/ehime/ |
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