学びと理解を繰り返す

　私は「収納代理」という税金や公共料金等の資金と納付書のとりまとめや、各種手数料の伝票処理、窓口業務などを行っています。基本的にはデスクにいることが多いのですが、伝票処理のため端末を操作することもあり、座りっぱなしの仕事というわけではありません。
　私が配属された本所には、支所から収納や処理の仕方に関する問い合わせが多くあります。最初は一人でなかなか答えられなかったのですが、教わったことをノートにまとめていった結果、それを見て答えられるようになりました。まだ完璧ではありませんが、できることが増えて嬉しく思うとともに、やりがいを感じています。
　しかし、できることが増えれば当然ミスも増えます。そんなときはできるだけ早くミスに気がつき、周りに相談することを心がけています。

端末を使った伝票処理作業

自分を知ることは未来を開くこと

　中学生の頃までは、身内や姉からの影響を受けて警察官になりたいと思っていました。しかし高校で商業系の専門科目を学ぶうちに、金融業界が自分に合っているのではないかと考え、就職活動を行いました。実際に働いている方と直接話しをしたり、自分で調べたりするなかでＪＡ松山市を第一志望に決め、今に至っています。
　入組した当初は初めてのことばかりで戸惑いましたが、先輩や上司も優しく、困ったときはすぐに教えていただき、とても良い環境で働きやすい職場だと感じています。有給休暇の取得がしやすいので、連休を取って旅行をすることもできました。
　この１年、振り返ってみると本当にあっという間でした。仕事に対する不安はまだ多くありますが、これからも楽しみながら、頑張って成長していきたいと思います。
　中高生の皆さんへ。就職活動は早めの自己分析が大切です。自分のことを知れば、ぴったりな道を見つける近道になります。私にとってＪＡがそうだったように、自分に向いた仕事を見つけて社会人生活を楽しんでもらいたいです。

ココロエえひめNo.42（2024年5月20日発刊号）掲載

同期のみんなで初めて撮った思い出の写真

大学時代、友人とディズニーランドを満喫

Q.学生に戻れるとしたら？

A.修学旅行で北海道に行きたい

---

Q.好きな教科は？

A.英語

---

Q.尊敬している人は？

A.母

---

松山市農業協同組合

『地域社会と共生し、信頼と負託にこたえるJA松山市』という経営理念のもとに、 組合員や利用者の方々が安心して利用でき、信頼され、地域に必要とされるJAを目指して、 地域農業と豊かな地域づくりに取り組んでいます。