発注・管理
仕事もバスケットの指導も
楽しみながら。
帝人株式会社 松山事業所
中越健浩さん 42歳
Nakagoe Takehiro
出身学校 | 西予市立宇和中学校 新田高等学卒 |
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真剣に向き合えるものに 出会うことで人生は開けます。
「指導者が失敗を恐れてはいけない」
身長が高かったので、中学からバスケットボールを始めました。バスケットが縁で新田高校に進み、そこに練習に来ていた帝人チームの監督に声をかけてもらって、バスケットの選手として入社しました。入社後、ポリエステル工場に勤務し、7年後に現在のテクノーラ工場に異動。弊社の特許製品であるテクノーラの生産に携わっています。
テクノーラは海底油田の送液パイプや消防服、自動車のタイミングベルトやテニスラケットなどにも使われている高機能繊維で、その生産工程の立ち上げを担当しています。ラインがうまく立ち上がった時や生産が安定している時は達成感を覚えます。
一方で教育・指導する立場でもあります。尊敬するバスケットのコーチの「指導者が失敗を恐れてはいけない。失敗を繰り返すことで指導力が身に付くんだ」という言葉を肝に銘じています。失敗から何かを学ぶ、これが仕事を覚える一つのコツだと思い、実践しています。ピンチだったのはバスケットの試合で膝のじん帯を切る大けがをし、2か月の松葉杖生活で、会社や同僚に迷惑をかけたことです。上司や同僚の手助けで、無事業務を全うすることができました。そのケガが原因でバスケットは現役から引退しました。
「たくさん失敗することが上手くなる一番の近道!」
現在、小学校の女子ミニバスケットチームのコーチをしています。練習は月・水曜の夕方と休日の午前中です。今年で14年目です。子ども達には「失敗を怖がるな!たくさんチャレンジし、たくさん失敗することが上手くなる一番の近道だぞ!」と伝えています。そして「楽しみなさい!」と教えています。指導する側も楽しみながら指導をする。楽しまなかったらいい指導はできません。これは仕事にも言えることだと思います。
バスケットボールは僕の人生にとって、なくてはならないスポーツ。バスケットのお陰で高校に進学でき、就職もできました。そして色々な人との出会い。ミニバスケットの指導は支えてくれる家族あってのこと。帰宅すると見せてくれる笑顔と、休日の指導も快く送り出してくれる優しい家族に日々感謝しています。スポーツ、勉強、仕事。真剣に向き合えるものに出会うことで人生は開けます。色々なことを学び、失敗を恐れず、チャレンジすることが大事です。
Q.仕事内容は?
A.高機能繊維の製造
Q.仕事に就いたきっかけは?
A.バスケの選手として入社
Q.うれしかったことは?
A.新しい資格取得や、新用途繊維の商品化、様々な人との出会い
Q.大変だったことは?
A.バスケットの試合で膝の靱帯を切る大けがをし、2ヶ月間の松葉杖生活で会社や同僚に迷惑をかけたこと
6:20 起床
7:15 出勤
16:30 退社
16:30~ 19:00 ミニバス指導
19:00~ 22:00 夜食・風呂
22:00 就寝
住所 | 〒791-8530 愛媛県松山市北吉田町77番地 |
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創業 | 1955年 |
従業員数 | 1,456名 |
URL | http://www.teijin.co.jp |
テイジンは、多彩な高機能・先端素材をグローバルに供給していますが、松山事業所はポリカーボネート樹脂、アラミド繊維を中心に、複数の事業の研究開発拠点、商業プラントを有する国内最大の事業所です。