＜No.28 掲載時の記事を一部紹介＞

【当時の心得】
お客様に安心して乗船していただく。
　小学生の頃からものづくりが好きで、船に親しみがあり、幼い頃から知っている弊社の機関士になることを志望。
　1日13往復、お客様を目的港まで時間通りに、快適に送り届けるため、機械トラブルや事故の防止に努めている。機関長や各種メーカーと相談しながら、安全第一に点検や交換作業を行っている。
　将来は、後輩に慕われるエンジニアになりたい。

過去掲載写真

＜現在の想いを再インタビュー＞

Q：現在の仕事は、どのようなことをしていますか？
A：以前と変わらず、船を動かすための必要な機器（推進機、発電機、ボイラーなど）を、保守整備で快調に動くように保つ仕事です。最近大変だったのは、主空気圧縮機の故障で初めて軸受取替作業を行い、復旧・運転できるまで時間がかかったことです。ピンチヒッターで、機関長の仕事も経験しました。丁寧な仕事を心掛け、機関長になることが今の目標です。

Q：最近仕事で嬉しかったことや、やりがいを感じたことは？
A：後輩のやる気のある積極的な作業姿を見ると、嬉しい思いと同時に、自分を鼓舞させてくれます。

Q：今、中高生に伝えたいことは何ですか？
A：船員の仕事は理解していくにつれ、より難しいと感じることが多くなりますが、比例してやりがいを強く感じることができます。

　

宇和島運輸株式会社

「安全はお客様への最大のサービスである」という意識のもと、常に事故ゼロを目指しています。地元の人を始め、運送業や旅行者にも重要な交通手段となっており、船内には乳幼児や身障者の方にもやさしい設備を完備しています。