船舶部

船長になることが目標です


株式会社山本精工所

相徳 毅さん 30歳

Aitoku Takeru


出身学校 鹿児島県南さつま市立加世田中学校
鹿児島県立薩南工業高等学校卒

特殊な機能と役割に強くひかれた

 私は、フローティングドックという作業用船舶で、巨大なコンクリート製のケーソン(防波堤などの水中構造物)を、建設会社と協力しながら製作・進水させる技術者として働いています。私たちの会社は防波堤や埋立地、災害対策など港湾整備に関わり、地域の安全に寄与する様々な公共事業のプロジェクトに携わっています。
 私の具体的な仕事は、フローティングドック上のクレーンオペレーターとして、ケーソンを製作します。そして、完成したケーソンを載せた状態で航行し、海中の適切な位置に進水させます。
 海上での作業は常に風や波、潮流の影響を受けるため、高い集中力と責任感が求められます。クレーンの周りには作業スタッフもいるので、一歩間違えれば重大な事故につながる可能性があります。風はないか、周囲に障害物がないかなど安全管理には特に注意を払っています。
 この仕事を選択したきっかけは、以前の職場で行っていた作業を通じて、クレーン操作や海洋工事に関心を持ったことです。初めてフローティングドックを見たとき、その特殊な機能と役割に強くひかれ、ぜひ自分もこの技術を習得したいと考えるようになりました。

海上での作業は集中力と責任感が求められます。

今を楽しみ一歩ずつ前進

 中学・高校時代はバスケットボールに熱中していました。当時は明確な将来像が描けずに悩むこともありましたが、体を動かすことだけは好きでした。また、この仕事で思い通りにクレーン操作ができたときの充実感は何物にも代えがたく、大きなやりがいを感じています。
 時には作業がうまくいかず落ち込むこともありますが、落ち着いて何が問題だったのかを反省し、改善策を考えて再び取り組むようにしています。今は船長になることを目標に日々取り組んでいます。
 この仕事は私にとって、本当に情熱を注げる仕事と言えます。中高生の皆さんも小さな興味や体験を大切にし、失敗を恐れずに挑戦し続けることで、きっと自分だけの道が見えてくるはずです。今を楽しみ、一歩ずつ前進していってください。

家族でお出かけしてリフレッシュ

相徳さんの仕事場・フローティングドック

      

Q.好きな食べ物は?

A.海鮮サラダ


Q.息抜き・リラックス方法は?

A.寝る、マンガ


Q.学生時代にやっていたこと?

A.バスケットボール


ある1日

6:00 起床  

8:00 始業  

12:00 昼食  

13:00 仕事再開

17:30 終業  

21:00 就寝  

住所 今治市長沢甲1131番地
創業 1922年(大正11年)
従業員数 50名
URL https://y-seiko.jp

建設・港湾土木業界の総合商社として創業以来お客様の多様なニーズに応えることをモットーに高度な性能と経済性・安全性を追求し、よりよい品質・サービスの提供に努めてまいりました。今後もさらに上を目指して一層努力してまいります。

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